中小企業診断士一次試験続き

診断士試験のことを少し思い出しました。番外編ですが、
多少の私見も交えて、参考本やスクールなど書いてみます。
ご参考としてください。

1.書籍
 ①

 昨年のものですが、2006年の中小企業白書は大幅に変更となっています。
 ぜひ、必ず今年も白書も読んでほしいのですが、正直、
 白書を全部読む気にはなれないと思います。また、全部読むこともありません。
 そのときには、この本をお勧めします。
 ② 計算を強化したい時は、これを。
 部分強化として、不得手な問題のみ解きましょう。
 ③
中小企業診断士2次試験「80分間の真実」―合格者15名の再現答案とその思考プロセス

中小企業診断士2次試験「80分間の真実」―合格者15名の再現答案とその思考プロセス

 疲れたときにどうぞ。受験生の答案の実際が見れます。
 (知り合いの診断士が実際にアンケートを取って編集しています。)

2.スクール
 私は独学なので、なんとも言えないのですがスクール御三家は
 ①マンパワー ②TAC ③TBCと思います。
 ぜひ、どこかの模試は受けましょう。そして、判定は忘れて「ひたすら復習」を
 行います。なぜなら、スクールが作成している模試の問題が本試験でもでる確率が高いのです。
 私は、TACを受けましたが、復習の説明が丁寧・公開講座が無料で見れる
 など、十分8000円(だったか?)の元は取れます。
 ただし、復習をしないと意味がないので、どこか1つで十分と思います。
 (復習するならば、1つしか無理という意味でもあります)
http://502.jp/modules/wordpress/index.php?p=335#comments

以上、私見なので診断士の各プログにリンクしておきます。
ご意見を賜りたいと思います。
 

中小企業診断士一次試験

連休は、しつこいカゼに悩まされつつ、ようやく直ったという感じです。やれやれです。

さて、この時期は診断士一次試験の申込時期なので、郵便局に申込に行ったなあと
いう気持ちになります。(しかも、数回ですよ...)
受験される方、ぜひ忘れないように申込してください。
そして、がんばってください。勉強したことは決して無駄になることはありません。
私のお勧めはこれから8月の試験までは、「朝型」です。
5時に起床して、出勤まで(通勤も)勉強していました。私は独学だったのですが、
スクールに通う方はその教材の勉強をされればよいと思います。
(独学の方もぜひ、スクールの模試は受けてください。TACが公開無料講座も
受講できてお得です。)そうそう、朝型はとある本から借りた知恵です。

週末起業チュートリアル (ちくま新書)

週末起業チュートリアル (ちくま新書)

筆者は、中小企業診断士ですからその意味でもお勧めです。


診断士は、既に独立されている方(社会保険労務士など)が兼業で取れられる場合と、
私のように企業に所属している方がとる場合に分かれます。私の場合、
実務補習の仲間は全員企業内診断士でした。
私は、今の仕事のクラアントへの提案・相談にフルに知識が活かせるので
良いのですが、そうでないと転職する方が多いのかも知れません。

たとえば、企業へのアプローチも弁護士・税理士とは異なります。
債務超過の中小企業に対して、弁護士は破産を薦めますが、それは必ずしも
正しい選択ではありません。私だったら、儲かっている一部でも事業があるのならば、
別会社設立→元の会社は民事再生法清算を選択します。
このような事業分析に中小企業診断士のノウハウは利用できます。
その意味で、この勉強は無駄にならない勉強と実感しています。

出張!

出張してきました。
桜が咲いていました。また、梅も咲いていました。
日本は広いです。別に東京基準で考える必要はありません。
この会社に対する答えは、他の会社には通じません。
桜でも、梅でも、つつじでも...
それぞれの会社に対して、それぞれの回答があるのです。
あまり先入観にとらわれず、それぞれの会社のソリューソンを
考えていくのが良いのでしょうね。

さて、中小企業診断士協会のとある研究会に参加することとなりました。
事業を再生させるためです。私は、企業は存続できるとは思いません。
でも、事業は存続できると思っています。
その意味をもっと追い求めたいと思います。

さて、連休に何をやろうかと考えているところです。
良い休暇をすごしてください。
「VACATIONの意味のとおり、カラッポになりましょう。」

もうすぐ連休です

少しサボッテいる間に時間がたちます。早いですね。
この時期になると、中小企業診断士の試験のために
参考書を読んでいたことを思い出します。
ぜひトライしてみょうという方にはがんばってほしいですね。
自分に自信が付くことが、資格云々よりも、一番大切ではないでしょうか。
自分のため、です。
何かに、「一生学び続けることは、権利ではなく、義務である」とありました。
ぜひ、学び続けてほしいと思います。

最近、中小企業診断士の受験を目指す人の関係の問題を見ることもあります。
私が合格したぐらいですから、あなたも大丈夫。
ぜひ、まじめにがんばってほしいなと思います。

桜の時期です

桜の開花宣言が出されました。だいぶ暖かくなりました。
景気も上向きになっているようですが、すこし仕事について書きます。
今の私の仕事は「企業再生」と密接に関係しています。
企業の再生は、下記の2つの面から行います。

1.事業の再生
  事業自身が儲からないとどうしょうもありません。
  しっかりとしたキャッシュ・フローを生み出す、または
  増加させる努力が必要です。
  当たり前のことですが、組織・人事などすべての面に
  検討課題があるハズです。
2.財務の再生
  1.をした上で、借入金が多すぎる場合には借入金の
  一部カットなどで蘇る場合があります。
  公的には、産業再生機構・RCC
  私的には、企業再生ファンドと呼ばれるファンドがあります。
  一般的には銀行は債務免除は特に中小企業に対してはあまり実施しませんが、
  債権を売却することで実質的に債務免除を行っている場合も
  あるのです。
  この点は、一般の経営者にはなじみがあまり
  ないところですが、なんらかのプロに依頼して
  再生の道を探るべきと考えます。

私は銀行員時代には経験しなかったのですが、1の事業を再生させれば
2の債務免除は可能な時代となっているのです。
この点はかなり個別の話になりますが、ご興味ある方は
電子メールでお問い合わせください。

実務補習について

実務補習について....
これを知っている人は、中小企業診断士とその受験生以外はいないでしょう。
が、これは非常に優れた制度と思います。
(中小企業に取ってですが...)

中小企業診断士の二次試験合格者が5-6人のチームとなって、
無料で企業を経営診断するのです。
もちろん、実習ですが、そのレベルは相当高いと思います。
....なぜかというと、5人×7日=延べ35日から40日に相当する作業量で
作られたレポートだからです。
つまり、プロのコンサルが一ヶ月以上かかる経営判断資料が、
「無料」で作ってもらえるのです。
たぶん、有料ならば数百万円かかると思います。
これは、受けたもち勝ちです。
ぜひ、「無料で自分の経営判断が正しいか、しかも費用を掛けずに
チェックしてもらいたい」という経営者は、これがベストと思います。

私は、リフォーム業者と酒屋小売業を担当しました。
酒屋さんは赤字企業でしたが、自分の仕事上の直感として、
「この会社はやり方次第で、再生できる」と考えそれをレポートに
纏めました。酒屋はいらない商売ではありません。
法律で禁酒しても守られたことはないのです。
つまり、「世の中に不要な存在にならなけば、いらなくなることはない」
ということです。さまざまな事を学んだ実務実習でした。
懐かしく思います。
その時の友人は大切な「仲間」です。

復活!

しばらく日記をさぼっていました。体調を崩したのと、
会社の引継ぎで業務内容が増えて忙しかったのです。サラリーマンはつらいですね。
気が付くと季節は、もうすぐ春ですね。

仕事柄、いろいろな会社を担当しています。
決算書を見ることは銀行員時代から慣れているのですが、
最近はこんなに悪くなる前に、何かしてあげたかったな
という気持ちで一杯です。もっと早くに。
会社が悪くなるのは、外部的な要因、内部的な要因といろいろあります。
時代の流れで、どうしょうもない外部要因はあります。
外部的な要因で悪くなったのは、たとえば、古くは人力車とか、氷屋とか、
最近はポケベルの会社などありますね。
内部的な要因は、なんと言っても経営者の老齢化、後継者の不在だと思います。
私の担当先にも立派な後継者がいる先があります。その会社の業績は、
やっと良くなってきましたが、おそらく今後はどんどん良く
なっていくでしょう。直感的に分かるのです。

世の経営者の皆様へ
ぜひ、時には中小企業診断士の経営診断などを受けてみてください。
(お金がかかると言う方は、実務補習という研修生の受け入れ先になっては
どうでしょうか。無料で経営診断が受けれますよ。)
さて、次回はこの実務補習の話をしょうと考えています。